転倒して第二腰椎圧迫骨折した経緯

私は現在、49歳で職業は建設業です。

私は、今も建設業の会社を休んでいますが、今年2月1日に48歳の時(2月生まれなので)に、自宅の階段の2階から1階に転げ落ちて、背骨を骨折しました。朝の事だったので、寝ぼけてあまり痛さを感じませんでしたが、階段から落ちて、1階で掃除をしていた母はもう一度寝ていなさいと言う指示を出しました。

そして起きると、その日に痛みが段々ときつく出て来て、耐えきれませんでした。私は耐えられず、翌日の2月2日に近くの整形外科さんに行き、レントゲンを撮りましたが、その時は、はっきりとしたことはわかりませんでしたが、事によってはMRI試験をして、精密検査を行うかもしれないという診断でした。その後、飛び上がる様な痛さを感じていましたが、私は単なる打撲だろうと考えていました。

その1週間後、再びその近所の整形外科さんに行って、レントゲンを撮ってもらうと、背骨がはっきりと骨折していて、第2腰椎圧迫骨折と診断されました。

高齢者や女性に多いと言われる「腰椎圧迫骨折」は、脊椎圧迫骨折の一種で、外部から加えられた圧迫する力によって、脊椎の椎体と呼ばれる部分がつぶれてしまうことによって起こります。脊椎は複数のパーツからなり、腰椎圧迫骨折の多くは胸椎から腰椎の胸腰椎移行部に多発するとされています。その具体的な症状は激しい腰の痛み。また、症状が悪化すると、下肢の痛みや痺れ、あるいは麻痺といった、ヘルニアに似た症状を発することもあります。

入院治療と通院治療

そして、レントゲンの検査の結果、第2腰椎の骨が一週間で1センチもすり減っていたため、総合病院に3か月入院して、治療することを勧められました。

更にすり減りをなくすため、ボルトを背骨に入れて手術することも勧められましたが、家庭の事情で通院治療になりました。レントゲンではっきりと骨折した事がわかったため、精密試験(MRI試験)は必要ではありませんでした。ただ、通院治療をするためには背骨が曲がらないように、ひたすらベットに仰向け、うつ伏せ、立っている事を条件にされました。そして、必要なこと以外に外出しない事や、必要なことでもなるべく動かないようにとの事でした。そして、すぐにオーダーメイドの私の体型にぴったり合ったコルセットを、つくってもらいました。相当高価でしたが、後から役所で補助金が出ると言う説明で私は納得し、コルセット代を払いました。

コルセット生活

幸い血行が良くなるということで、入浴は許されましたが着替えの時激痛がしました。背骨が痛くて曲げられず、着替えに相当苦労しました。そして、私はベット上で湿布を貼り、コルセットをつけて就寝しましたが痛さで転げまわりながら、服を着ました。そして、普段はベット上でうつ伏せになりパソコンをしていました。そして、コンビニエンスストアでなるべく買い物をして、遠出をする事を避けました。そして、毎日曜日の楽しみであるDVD鑑賞も、普段はツタヤさんでDVDを借りていましたが、この時を境にしてツタヤディスカスさんで宅配DVDレンタルサービスに変えました。

そして毎週1回のペースで、近くの整形外科さんに通院し、レントゲンの結果1か月ほどしてから、背骨のすり減りが無くなり、通院も段々2週間に1回位になりました。ただし、しばらくは背骨が痛いため胃腸科さんなどの他のお医者さんに行くのにも痛いので、タクシーの後部座席に仰向けで寝ながら行き、病院でも待合室で待たずに病院のベットで寝かさせてもらうといった、散々な結果でした。家にほとんど居るため、家に居る事が相当なストレスとなり、音楽等でストレス発散をしました。

でも、私の家は母親、姉と私の三人暮らしなので、夜ステレオで音楽を聴いているとうるさいと言ってこられたため、パソコンで音楽を聴くようになりました(夜間)。そんなことで、3か月ほどたち通院で近くの整形外科さんでコルセットを取る事が許されベルトに変わりました(固定力がコルセットに比べて緩い)。この間牛乳を毎日飲み、痛み止めも毎食後に飲みました(今でも飲んでいますが)。つい昨日、近くの整形外科さんに行きレントゲンを撮って診てもらったところ骨はほとんど良くなっているとの事でしたが、今までコルセットやベルトで腰を固定していたせいか、筋力が落ちていて、腰痛体操をし、ベルトもなるべく取って筋力をつけろという指示が出ました。

保険の金額

完全なる回復は、何もなければ今年の冬までだろうという見通しが出ました。今もなお腰痛むのですが、以前に比べれば相当良くなっています。先日、保険会社さんに連絡したところ、骨折で5万円、通院で一日3千円保険が出るそうで、何とか10万円位の保険が出るだろうとの返事でした。ただ、今までかかった医療費はそれ以上で、あまり得をしていませんが保険に入っていて良かったと思います。まだ完治していませんが、ここまで治療を根気強くして下さった整形外科のお医者さんには大変感謝しています。