私がおっぱいのことで悩んでいたのは高校1年生の頃です。中学までは回りの友達もまだおしゃれにも異性にもそんなに興味がなく、中学3年のあたりから胸がふくらんできたな~、お母さんに言ってスポブラでも買って貰おうか、というくらいでした。でも高校に入学して他の中学から来た子と友達になると、その子がとてもませていて、今までの自分がとても子供じみていたと感じ、ものすごいカルチャーショックを受けたのをおぼえています。
その子は入学時、彼氏もいてすでに髪も茶色に染めていました。高校に入ってその子と同じバイト先でアルバイトを始めたのですが、貯めたお金で下着を購入したと聞き、そこから私も自分のおっぱいを意識するようになりました。初めてその友達のおっぱいを見たときの衝撃はすごく、そこから理想のおっぱいづくりの日々が始まりました。
自分のおっぱいは小さくて乳首も黒くて、当時はコンプレックスの塊でした。雑誌によくあるピンク色になるクリームは誰もが通る道かと思いますが私も例外ではありませんでした。高校生からすると簡単に買える値段ではなかったのですが、頑張ってバイトしたお金で購入したり、雑誌の特集で載っていたマッサージをしてみたりと色々試しました。キャベツや鶏肉が良いと聞いたこともあり、そればかり食べていた事もありました。結局、どれも効果がなく、マッサージに至っては力を入れすぎたのか赤くなって痕が残るほどに。。
当時、憧れていたのは、ほどよく大きくて(CカップからDカップくらい)、きれいな薄いピンクの乳首でした。が、自分のおっぱいはAカップ、頑張って寄せて集めてもBカップくらい、乳首はこげ茶というか黒・・と理想とは真逆。下着屋さんに行っても店員さんに自分のおっぱいを見られるのが嫌で試着して買った事は一度もありませんでした。今思えば、きちんと店員さんにみてもらって、正しいブラジャーの付け方を教わっていたら少しは変わっていたのかな~とも思いますが、当時は誰かに相談することもできず、結局きちんとサイズもはからずに安い下着ばかりを購入していました。結局、その後胸も大きくなったりすることもなくそのまま高校を卒業し、大学へ進学したのですが、私は相変わらず安い下着で小さい胸をコンプレックスに感じていました。
ただ、20歳を過ぎてから付き合った彼氏が貧乳好きの人で、私の胸のサイズはちょうどいい!と言ってくれたことでだいぶ救われました。乳首の色にしても、見られても特に反応なく、それ以降は全く気にしなくなりました。その後、付き合う人は皆巨乳好きという人はおらず、むしろ貧乳好きの人ばかりで逆に大きくならず良かった!と思った程です。
得した事といえば、肩こりがなかった事!巨乳の友達は皆肩こりがひどいと言っていましたが、私は肩こりになったことがありませんでした。考えてみれば、小さい胸で馬鹿にされるなんて事もなかったし(一度だけ、ボディボードの体験の時にウエットスーツに着替えたら、インストラクターのおじさんに「なんだその惨めな胸!笑」と笑い飛ばされましたが)、乳首の色なんて誰にも見られないから指摘されようがない。今、授乳中で母乳を吸い取られた私のおっぱいはその当時よりもさらにしぼんだどころか、左右で違う大きさになってしまいました!今は大きさとか乳首の色なんかよりも、子供が健康に育つようにいっぱい母乳を与えてあげられる事の方が大事だと考えています。歳を重ねて子供ができた今では、当時の自分はちっぽけなことで悩んでいたな~と笑ってしまいます。
今自分のおっぱいに自信が持てなくて悩んでいる方も、きっとそのうち自分のおっぱいを認めてあげられるはずです!自分の可愛い子供が一生懸命におっぱいを吸っている姿を見ると、きっとキュンキュンしますよ。子供が生まれたら健康的なおっぱいをあげられるように、たくさん栄養とってくださいね!