私は中学生の頃、とてもおっぱいに対して悩みがありました。特に中学2年の14歳で思春期真っ只中の時が一番気にしていたと思います。中学生の頃の私は、人見知りがなくどんな人とでも仲良くなれる明るい性格で、一緒にいる友達も明るい気さくな子が多かったです。私は中学1年生まで器械体操をしており、筋肉質で身長も小さかったのですが、引退をすると今まで止まっていた身長や体重が一気に増加して、10kgも太ってしまいました。その際におっぱいも大きくなったのですが、元々中学1年まではAカップだったのに、気づけばC,Dカップ…とどんどん大きくなっていきました。

結果そのときまでにEカップまでに成長してしまい、とにかく目立つ事が嫌で嫌で仕方ありませんでした。しかも、家族でもおっぱいが大きい人は誰一人としていなかったので、「なんでこんなに大きくなったんだろうね~?」と家族にも言われていました。当時の私の記憶として、大きいわりにとにかく柔らかいおっぱいだったのを覚えています。私の周りの友達にここまで大きい子はいなかったので、みんな羨ましがって触ってきていました。ですが友達のおっぱいも弾力があって触っていてすごく落ち着いた気持ちになれていたのを覚えています。ただ、私は乳輪が大きめだったのがコンプレックスで中学の間は友人と温泉等には行ったりしていなかったと思います。

このときの一番の悩みだったことは、体育の授業です。その中でもマラソンと水泳。この2つだけはとにかく嫌で嫌で仕方なかったです。体育の授業は男女別でやっていたのですが、体育館という空間は一緒でいつも見られているのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。大きいがために走るとぶるんぶるん揺れて、特に生理前になるとまだ安定してないのもありとにかく痛い。水泳のときは特に体のラインも目立ち、しかもスクール水着は嫌でも谷間ができてしまう。体育は本当に大好きなのにこの胸のせいでやりたくないと思うようになり辛かったのを覚えています。

もうひとつの悩みとしては、乳輪のことでした。大きいかつ色が黒い!!!!性についても興味があるこの時期は、処女はピンク色していると何度も聞いた事がありました。なのでなんでなんだろう、、、とずっと悩んで、お風呂では毎回ごしごしボディソープでこすっていました。あとは周りの友達から「いいな~○○(私)はおっぱい大きいから、悩みないよね」ととにかく言われるのが嫌でした!!肩もこるし、邪魔だし、整形するなら胸を落としたいと思うくらい邪魔なものだと思ってるのに!!と内心思っていました。

とにかく、この胸をどうにか目立たなくさせたいと思い、まず行ったこととしてはブラを変えることでした。基本、ブラは「大きく見せたい」「谷間をキレイにつくる」等、目立たせるようにするイメージが強いのですが、私の場合は「とにかく小さく見えるブラをください」とお店で何度もお願いしていました。

他にもしたこととして、胸が目立たないような服を探すことでした。ニットにしろパーカーにしろ、とにかくでかめのものを買う。けどその場合には痩せていないとただの豚にしか見えないと思ったので、そのときからダイエットを始めました。元々筋肉質だったため、すぐに太った分を落とす事ができました。一番驚いたのが、胸のカップが変わっていないことです。(未だに)ですが体重はしっかり落とせて、メリハリのある体になることができました。一度悩みから吹っ切れると、「武器に使おう」と思うようになり、好きな男性がいると少し強調される服を着てみたりとあらゆることに挑戦するようになりました。(このおかげかはわかりませんが、お付き合いすることもできました)

もう中学生など10年前の話になりますが、今考えるとおっぱいの悩みは本当に小さなことだったなと思えます。少し考え方を変えると悩みも良い事に変えれます。大きい人は小さい人にはわからない悩みがたくさん抱えてると思います。少しでも武器に変えていって頂ければなと思います。