私が自分のおっぱいについて悩んでいた時期は、高校1年生くらいから社会人の20代後半になるまで。学生時代もごくごく普通の学生でした。中高とテニス部に入り、ほぼ毎日部活に明け暮れる日々で、大学生活はバイトに明け暮れ、社会人になってからはほどほどに仕事を頑張り、恋愛や海外旅行を楽しんでいました。今思い返せば、ずいぶん長い間悩んでいた気がします。もちろんおっぱいの悩みが常に私の人生の中での1番の悩みというわけではなく、一年に何回かの頻度で自分のおっぱいに落胆する機会に遭遇します。例えば、夏にプールや海に行って水着になるとき、少し胸あたりが開いた服を着るとき、彼氏ができたとき、結婚式参列やちょっとしたパーティーなどに行くために、お店で可愛いワンピースやドレスを試着するとき…あぁ、もっとおっぱいが大きかったらなぁ。

そう、私のおっぱいに対する一番の悩み、コンプレックスは、小さいおっぱいでした。形は小さいなりにまぁまぁ気に入っていました。乳首の色も社会人になって、周りの女の子の乳首が少し黒ずんでいても、私はそこまで色が濃くないのでその点も安心していました。小さいので、基本的に肩も凝らないので快適です。休みの日に家でゴロゴロしているときは余裕でノーブラです。おっぱいの大きい子は、肩が凝りやすかったり、夏場に汗をかくと、おっぱいの谷間に汗がたまって臭くなるのが嫌、と言っていました。家にいるときでも、ノーブラなんてありえないそうです。大きめのブラジャーはあまり可愛いデザインがないらしく、可愛いデザインは小さいのばかり…と残念がっていました。

なので小さくて魅力的でないこと以外を除いては、ある程度自分のおっぱいには満足していましたが、やはり上記のようなシチュエーションに出くわすと、悲しい気持ちになりました。30歳過ぎた今でも、そこは変わらないかもしれません。
可愛い三角ビキニを試着しても、おっぱいが小さいと谷間はできないし、ビーチボールや走ったり、少し動くだけで、乳首が見えそうになったり、実際に見られたり…。好きな男の子がいるときなんてもう最悪でした。なので基本的には乳首が出ないような、ホルターネックタイプの水着や、バンドゥタイプの水着をよく選んでいました。可愛いワンピースやドレスも、胸の空いたデザインだと、私には全く着こなせないので、ほとんど胸あたりの出ていないデザインを選ぶようにしていました。胸が大きかったら…もしくは人並みにあったら、もっと素敵な洋服にトライできるのになぁと思ったことは数知れません。

そこで、おっぱいを大きくするために、いくつか試したことがあります。タレントさんが、キャベツを毎日食べたらおっぱいが大きくなった!というのを聞けば、キャベツの千切りを積極的に食べたり、牛乳を毎日飲んだり、高校生になってからは、バストアップマッサージクリームや豊胸効果のあるサプリメントをネット通販をオーダーしたこともありました。大学生の時には、就寝中につけるナイトブラで豊胸効果があると聞き、それもネットでオーダーしました。どれも効果は今一つでしたので、その頃には、もう自分の運命を受け入れるしかない、と思うようになり、そのような類の商品は購入しなくしました。

20代後半になっても、変わらず私のおっぱいは人並み以下の大きさです。デートの時や女子会などの気合を入れるときは、バストアップ効果のあるブラジャーをつけるだけの対策です。今は、某下着ブランドのシリーズが、私の小さなおっぱいでもまぁまぁな谷間ができるのでお気に入りです。小さいですが、肩は凝らない、乳首も良し、形もたれていないので、プラスマイナスプラス、ということで結果的にはOKです。願いがかなうならばCカップ、Dカップにもちろんなりたいですが!

今の彼氏も大きさより形と言ってくれますし、学生時代は毎日友達とほぼ一緒なので比べることが多いですし、思春期なので悩みも増えると思います。でも大人になればなるほど意外とその自分の体の悩みが気にならなくなると思います。それ以外に悩みが増えるので…。自信をつけて魅力的な自分になるためにまずは自分の体を知って、向き合いましょう!答えはいつか必ず出ます!