私は、小学校3年生の頃から、徐々に胸が大きくなり始め、今では、Fカップと大きすぎる胸に悩んできました。30代後半からは、徐々に下に垂れ下がりはじめ、今では、下に垂れてしまっているので、恥ずかしく、温泉などは、友達に誘われても出来るだけいかないようにしています。
小学校の低学年の頃って、女の子はみんなまだ、ぺたっとした胸なのが普通だったのに、私は、すでにふっくらと膨らみ始めていました。私の胸のサイズは、若い時から、Fカップ、下に垂れ下がっています。乳輪が大きいのも、悩みの一つです。大きい胸をカバーするようなブラジャーが欲しいと思っても、なかなか、自分にぴったりくるブラジャーがなくて、バストアップすることが難しかったです。
友達と温泉に行ったことがありますが、友達は、Cカップぐらい、胸が垂れ下がっていなくて、サイズも丁度良くて、私は羨ましくて、仕方がなかったです。私は子供の頃、体力測定が一番嫌でした。というのも、体力測定で、身長や体重をはかる時、小学生は、みんな、上半身裸になるのが習わしでした。小学校3年生ぐらいだと みんな胸がぺったんこなのに、私はすでに、胸が大きくなり始めていました。私が、上半身下着を脱ぐと、友達は、「えー。胸が大きいんだね。すごいね」と私の胸に注目して、じろじろ見て、笑う女の子もいました。1人がそう言い始めると、周りの女の子も、私の胸をじろじろ見て、クスクスと笑い出しました。
その頃は、セクハラという言葉や意識が全然なく、保健の先生でさえ、 私の胸を見て驚き、「○○さんって、胸が大きいんだね」と物珍しそうに、私の胸を見て、笑いながら言ったのです。もちろん、先生に、悪気はないのは、子供ながらにわかっていましたが、そんなことをみんなの前で言われること自体が、私は、とても恥ずかしくてたまりませんでした。だから、私は月に1回の体力測定の日がとても嫌でした。今、考えたら、下着を1枚してたからといって、体重はそんなに変わらないので、上半身、ちゃんと下着をつけて、体力測定すればよかったんじゃないかなと思います。
私は、大きな胸を隠すために、ブラジャー選びはすごく慎重に選びました。 夏になると、薄着になるので、服を着ていても、歩く度に、胸がゆらゆら揺れるのを防ぎたかったのです。ブラジャーを購入する時には、アンダーとトップをちゃんと専門の人に測ってもらい、大きな胸を隠せるようなブラジャーを探してもらっていました。最初は、ピタッとフィットするブラジャーでも、洗濯すると、肩の紐のところが緩み始め、それによって、大きな胸を支えることができなくなり、胸のお肉が脇の方に流れてしまって、ブラジャーを着けてる意味がほとんどなくなってしまいます。私は、なで肩でもあり、ブラジャーの紐が腕の方に緩んでくるのも、ストレスでした。それで、ブラジャー選びは、悩み抜いた末、スポーツブラをつけることにした。スポーツブラを使うと、全体がゴムのように収縮性があるため、肩紐がずれ下がってくることもなく、また、大きな胸を全体的に包み込んで、押さえ込んでくれる効果がありました。
今は、ノンワイヤーで全体的に胸の形を良く見せるブラジャーがあるので、それを着けています。こんなように、大きな胸にコンプレックスを抱き続けてきた私ですが、30代後半の頃に、彼氏ができました。その彼氏が、私の胸が大きいことをとても気に入ってくれて、「胸が大きいのが君のいいところだよ」と言ってくれました。私は、その時初めて、自分の胸が大きいことも、悪いことではないんだな。コンプレックスを感じる必要もないんだなと気づきました。
胸が大きいことで悩んでいる女性も多くいると思います。そのことで、コンプレックスを感じてしまうこともあるかもしれませんが、一方で、胸のことを褒めてくれる人も、世の中には、必ずいるので、あまり悩まず、自信を持って欲しいと思います。