私がおっぱいで悩んだのは14歳、中学2年生のことでした。私は、幼少のころから人一倍背が小さく、比較的細い体型でした。あまり目立つタイプではなく、いつも2.3人の仲良しの女の子の友達と教室の窓際で日向ぼっこをしながらくつろぐのが日課のような子でした。中学生時代はほかの同級生も体の成長があり、体育の着替えの時などは、お互いの身体のチェックなどしていました。私は当時、おっぱいより背が伸びないことが悩みだったので友達たちのそのようなことには興味がありませんでした。
そんなある日、女の子の友達3人と、市民プールに遊びに行ったときのことです。水着に着替えた後、私の胸元をみた友達たちが、驚いているのです。私は自分の胸の大きさはあまり同級生と変わらないと思っていましたが、背が小さく若干細い分、どうやら人より大きく見えるようなのです。ブラジャーのサイズも大きなサイズにはいるほうでは決してありませんでしたが、体型と差があるおっぱいに、その体でそんなにおっぱいがあるわけがないと、友達は水着の胸のところにパットを入れているのでしょと言ったりしました。当然、何も入れてはいなかったです。そして、全然知らない高校生くらいの男の子に一緒に遊ぼうと言われたり、ひやかされたりしました。
それ以来、自分でもそれまでとは予想外に胸がコンプレックスになりました。なるべく分厚い洋服をきて胸が目立たなくしたり、当時はまだ、スポーツブラジャーなども使用していましたが、少し小さめのものを買って、胸を押えたりしていました。着替えの時はそれまで以上にこそこそするようになってしまいました。修学旅行のときも、お風呂では、隅のほうでなるべく速やかにすませるようにしました。その他の仲が良かった友達は、何も言いませんでしたが、私の方が弱気になってしまい、とにかく自分のおっぱいを目立たせないようにすることばかり考えていました。
その後、高校生になり恋人ができたとき、おっぱいが大きいと思ってもらえるのか小さいと思ってもらえるのか不安でした。相変わらず、おっぱいの大きさは同級生と同じくらいでしたが、みんなより頭1個分背が低い自分が、おっぱいだけみんなと同じ大きさというのは、異性にはどう判断されるのかと想像がつきませんでしたが、彼は、そんな私がよいと、おっぱいも含めてすべて受け止めてくれました。女の子が思うほど男の子にとっては気にすることではないようです。
胸の形をよくするには、両腕をよく使ったり、胸の周りの筋肉を鍛えると、胸がしっかり支えられて上向きになると、自分の経験上思います。背を伸ばしたくて、牛乳を幼少のころからよく飲んでいたのですが、背が伸びずに胸がふっくらしたようです。私は、小さめのブラジャーで、成長期の中学生高校生のころに胸を少し押さえてしまったためか、それ以上、大きくはなりませんでしたが、おっぱいのためにはあまりしめつけすぎないほうがよいと、最近婦人科の先生から聞きました。成長期の時は、ゆとりがあるくらいのブラジャーのほうが、おっぱいも成長するとのことです。下着屋さんでおっぱいのサイズを測ってもらってから下着を買うのも恥ずかしいですが、特に成長期のときは、しっかり測定してもらって購入するほうが、美しいおっぱいになります。私は、コンプレックスから、ちゃんとやりませんでしたが、現在成長期の中学生・高校生の方には、だからこそ強くおすすめしたいです。大人になったあとも長く、きれいなおっぱいが保てるよう、成長期のときにおっぱいを大切にしてください。
私の場合は、大人になったあとも相変わらず背が小柄ですが、その後に、おつきあいした男性も大きい小さいよりも女性自身がちゃんと自分でケアして大切にしているおっぱいが、身体全体も含めて男性には魅力的だと言っていました。良いことを教わったと思っています。