自己紹介と仙骨骨折の話

33歳、専業主婦。20歳の時です。

仙骨の骨折をしました。スノーボードをしていて着地失敗して骨折しました。すぐには気付かず1週間くらいして病院に行って診断されました。

スノーボード旅行が終わりなかなか痛みが取れず、椅子に座るのも痛くて立ちっぱなしの生活送っていましたが何度も着地に失敗していたので打ち身と思い軽い気持ちで生活をしていましたが1週間経っても痛くて友達に聞いても周りはもう痛みが取れていたのでおかしいと思って病院に行きました。

病院での診断

病院に着いたらレントゲンを撮ると言われ、お尻のあたりなのでとても恥ずかしかった事を未だに覚えています。レントゲンを見るととても分かりやすく折れた部分が見えました。しかし場所が場所なのでギブスも出来ずコルセットも巻けず何も出来ないので安静のみと言われました。1ヶ月弱ほとんど運動はもちろん歩く事もあまり出来ずにとても苦しい思いをしました。そして、季節も冬と言うことで食べるばかりで体重も1ヶ月で3キロも増えてしまいました。私は、大学で体育科で運動部に入っていたため授業にも参加出来ず、部活でも練習が出来ずこの1ヶ月で成績が下がりレギュラーも取られ体重も増え最悪の時期でした。リハビリが出来れば回復も早いし自分のためにもなるし目標も出来たのですが、まずお尻を床に付けることも出来たいので腹筋も出来ないし動くと痛いのでウォーキングも出来ないので体力作りも出来ず、唯一出来たのが、立ったまま手首や腕のトレーニングが出来たので必死に今出来ることをしようと頑張った結果腕がたくましくなり上半身がごつくなり見た目はたくましい女になってしまいました。毎日移動の時にはドーナツ型の座布団を持ち運びとにかくこの1ヶ月で色んなことが変わってしまいました。ようやく痛みも治まって来たのでもう一度病院に行ってレントゲンを撮ってもらうと良くなっていました。

リハビリ

1ヶ月運動が出来ずにいたので専門のトレーニング場に通い体力筋力を付けるために別でトレーニングをすることになり、学校の近くのジムにしばらく通うことになりました。まずはウォーキングから始め下半身筋力アップやジョギングなど今まで出来きずに衰えてきたところを鍛える様になり1週間が経ち10日目位に新しく隣の大学の男性がトレーニングに来ました。はじめは、お互い気にもせず黙々とトレーニングをしていましたがある日私の担当のトレーナーが不在でその男性の担当のトレーナーに一緒に見てもらいながらのトレーニングの時にその男性と会話をする機会がありそれから会ったときに挨拶したり少し話す様になってきました。それから同じ時間帯のトレーニングになり、一緒に帰るようになって何でも話せる中になっていい友達が出来て良かったと思っていました。

骨折から恋愛に発展した話

その男性もスポーツ専門で話も合うし自分を飾らず(すっぴんでも会える様な感じ)一緒にいて楽しいと思えるようになりました。しかしそれは恋愛とは違ってドキドキ感もありません。トレーニング場でしか会わないので会う時もお互いジャージです。私達は連絡先も交換せずに、私のトレーニングも終わりそのトレーニング場にも行かなくなりました。それから1ヶ月くらいして私がたまたま1人でショッピングモールをブラブラしていたら、その男性にばったり会いました。お互い1人だったので久しぶりに会ったことが嬉しくてつい立ち話をしてしまい、そのままカフェに行き2時間くらい話しました。そこで偶然に会ったことが嬉しくて連絡先の交換をしその日は別れました。その後彼からのメールなどで盛り上がりプライベートでも会うようになり、つい恋人同士になりました。苦痛の骨折がこんな嬉しい事になるとは骨折して良かったと思っています。今では、その時の彼が旦那となり1人娘にも恵まれ楽しく生活しています。あの時骨折したおかげだと思っています。