私は41歳の主婦をしています。

私が予想外の骨折をしたのは、39歳の時でした。2歳の子供を育てていた時に左側の肋骨を一本骨折してしまいました。思いがけないこの骨折は、日常の些細な気のゆるみから生じました。

子供を育てているとよく経験することですが、赤ちゃんの頃は子どもはよく風邪をひくもので、毎月こどもは風邪をひいてしまっていました。私もなんとかうつらないように気を付けてきたのですが、たまに喉が痛くなりうつることがありました。でも、数日のすれば治ってしまうのであまり病院に行くこともしなかったのです。そんな気持ちでいましたから、冬に子供から風邪がうつったときもそのうち自然に治るだろうという気持ちでいました。こどもから毎度のことで風邪がうつってしまったのですが、この時はいつもと症状が違いました。咳がコンコンと出てしまい、なかなかおさまりません。咳を止めようと水を飲んだり飴を食べたりしてもなかなか止まらず、1週間ほど過ぎてしまいました。

夜寝るときには、明日には良くなっているはずと思って寝るのですが、翌朝直る兆しがありません。胸も苦しいので、どうしようか悩んでいるうちに、どんどん咳は苦しくなり、止まらない状態になりました。苦しいので夜咳をしたら、胸に鈍い痛みが走りました。それから、じんじんと痛み初めて子供を抱っこすることが出来ません。

重いものが持てないので家事も出来なくなりました。主人に話して、子どもを主人に預けて、とうとう病院で見てもらいました。風邪の症状も悪化していたので、内科で診てもらいました。症状を話したら、血液検査のために採血をされました。続いて胸部レントゲンを撮りました。

すると、肋骨が一本折れていることがわかりました。ぶつけたわけではないのに何で折れたのか不思議がっていると、咳で肋骨が折れることがあるということを言われました。

当日は、咳止めの薬と、風邪薬、湿布と鎮静剤痛み止めを処方されて、コルセットを購入して帰宅しました。血液検査の結果がでるのを待って、もう一度病院に行きました。血液検査は異常なしで、肺は大丈夫と言われたのですが、肋骨の骨折は、コルセットを付けて安静にして、自然に治るまで待つしかないと言われてしまいました。痛い時は鎮静剤と痛み止めを飲み、体を安静にして休めるようにと言われましたが、当時2歳の子育てをしていてそれは無理でした。

子供は外に遊びに行きたがるし、身内も遠くに住んでいるから家事はすべて自分でしなければなりません。休む暇など当然あるわけありませんから、痛みに耐えながらの育児・家事でした。鎮痛剤をほぼ毎日服用して痛みを紛らわせながら毎日を過ごしました。

結局痛みが治るまで4か月かかりました。肋骨を折ったのが冬だったので、冬は痛みが増すとのことでした。暖かい季節になるころに、痛みもだんだんと和らいできたと思います。肋骨の骨折は、特に治療が出来ないということだったので、入院も出来ませんでした。肋骨の骨折の場合は治りも遅く、お薬代や通院のためにタクシーや電車を使ったりして意外とお金がかかりました。

骨折がなかなか治らずに、毎日痛みとの戦いで、夜寝るときも痛くて寝返りも打てなくて大変な思いをしました。子どもは無邪気に遊んでほしいから横になっていると上に乗っかって飛び跳ねてくるし、普段の育児だけでも大変なのに、余計に疲れてしまいました。この経験をしてからは、風邪をひいたら、なるべく早めに病院に行ってこじらせないように注意をしていこうと思いました。咳を軽視していましたが、咳だけでも肋骨が折れるということを経験したので、二度と起きないようにしていきたいです。