私は35歳、正社員で骨折した時は24歳で大学生でした。

因みに私は大学を1浪して入学して、1.5年休学して半年留年しています。足の親指の第一関節を交通事故で車とバイクのブレーキペダルに挟まれて複雑骨折しました。靴下には血が付いていましたが解放骨折ではなく、単に当たったところの怪我が原因で血が出ました。始めは解放骨折だと思いました。

骨折は慣れっこですが独特の鈍痛により、すぐに骨折とわかりました。捻挫や打撲でもたまに骨折のような痛みが走るときは有りますので、骨折したことのない人は打撲や捻挫の痛みを想像してみてもらうと分かりやすいです。事故後すぐに救急車を呼び靴を脱ぎ靴下を見たら血が出ていて痛みから足が骨折しているのはすぐに分かりましたので救急隊員にすぐに足を見てもらい近くの総合病院に搬送してもらいました。救急車を待っている間は丁度警察官が交差点に居て話をきいてくれていました。ですが、アスファルトの上で救急車を待っているのは地獄のようです。救急車に乗っても麻酔があるわけでもなく地獄が待っているのみです。

病院についても安心できません、痛みはあるまま、別に麻酔をかけてくれる訳ではありません。ですが、解放骨折ではないことが分かり、一安心しましたが、複雑骨折をしているとレントゲンを写しながら言われ手術の必要性を訴えられました。その日は「複雑骨折しているのか」と粉々になった足の親指の第一関節のイメージを頭に残して、とりあえずギプスをして松葉づえを借りて家に帰りました。やぶ医者はすぐに手術をしたがるので、私の住んでいる地域の一番先進医療をしている総合病院に移転して、今後の治療について相談を後日しました。足の指の第一関節の複雑骨折について移転先の病院で説明を受けましたが、骨は体の末端ほど治りにくいとのことでしたが、粉々になった足の指の骨については、体の圧力で勝手にきれいに治るとのことで手術は必要が無いとのことでした。取り敢えず初診では手術、転院先では手術無しとのことです。通院はリハビリの際にだけ行ったと思います。取り敢えず日にち薬で2週間に一回ほど通院したと思います。私は神戸から岡山まで新幹線通学でしたので、岡山駅を降りた後、松葉づえをスクーターのシートに乗せてその上に座って運転していました。今思えば結構危ないことしたなと思いますが、その時はとにかく単位を取ることに必死でした。

リハビリは先生の指示通り、動かして良いと言われてから徐々に動かしました。最終的には完全に動かして良くなってから登山道の階段で上り下りしまくって筋力リハビリをしました。というのも私はもともと40㎏のバーベルを背負ってスクワットをして山登り、水泳、ジョギング、サイクリングをしてアクティブレストをしていたので、とにかく足の筋力が大事だったのです。骨折は中々骨が引っ付かないと言われつつも2か月もせず完治していました。後遺症は若干冬場や雨の日に痛くなりますが、もうどうでもいいです。
治療費は相手の保険会社が全部持ってくれたので、分かりません。私の交通事故の過失割合は2割でしたが、示談金と貯金でカワサキのゼファー750を買ったのを覚えています。確か示談金は40万円だったと思います。

骨折のリハビリは(私はリハビリをほとんどしていません)6か月間できて、2日に一回行っていれば月に12万円の小遣い稼ぎができたようです。ですが、私はとにかく大学での授業が忙しくリハビリどころではありませんでした。今でもそれは一緒ですが、もしか交通事故で骨折をした場合DMK136を覚えておくといいです。DMK136とは保険会社が認めてくれるリハビリ期間で、D打撲が一か月、Mむち打ちが三か月、K骨折が六か月と言う相場です。もちろん本当に痛ければそれ以上のリハビリ期間が必要ですので、保険会社との交渉とか医者の診断書が要ると思います。