現在私は22歳飲食店でパートとして働いています。

骨折した時は小学3年生で学生でした。骨折した箇所は右手の薬指、複雑骨折でした。その日は友達の家に遊びに行っていたのですが風が強い日で、友達の家の扉は風が強いと思いっきり閉まるドアでしたので特に風が強い日は気をつけなくてはならなかったのですが、早く遊びに行きたい思いからか気持ちはそっちに傾いていて忘れていました。ドアを開け手をドアの淵に置きながら靴を履いていました。その時思い切りドアが閉まってしまったんです。最初は自分の指がドアに挟まれていることさえわからず、ドアが閉まったことのほうにビックリしてしまい反射的にドアを開けようとドアを押すのですが開かないんです。時間が経つにつれてだんだん痛みが指先に刺さるように襲ってきて、その時初めて自分の指がドアに挟まれているのを確認しました。急いで友達とドアを開け手首をおさえながら近くにいた親の元へと走りました。親に、ドアに挟まれちゃって、指折れたみたい!と伝えると担ぎ込まれるように病院に連れていかれました。

病院につくとレントゲンをとられとりあえず応急処置をされ、後日手術をすることになりました。手術を行う際に局部麻酔か全身麻酔か選ぶことが出来たのですが、まだ小学生だった私は手術という言葉自体に恐怖を覚えて、病院に午前11時に入って見てもらったのですが手術が嫌だと泣き叫び午後の2時までねばってしまいました。あまりの時間のかかりように親が見かねて局部麻酔でいいから早く手術をしてくれと先生にお願いされ、大泣きしながら手術室に入りました。局部麻酔なので何をしているのかがはっきりわかるので今でも覚えていますが、麻酔を何本か打たれて途中金槌で釘のようなものを打ち付けられたのが最高潮に怖くて叫びました。本当に釘打ちをしているみたいでカーンカーン!という音が響き渡っていました。骨を元の位置に戻し固定し経過観察とい流れでした。

そんなに多く病院には通わず、自宅で自分で管理していました。骨がくっつくのにそんなに日数がかかることはなく、1ヶ月でなんと指の中の釘を抜くことになりました。皮膚にくっついて痛いかもしれないと言われたものですからこれまた大泣きしてしまいましたが、なんてことはなかったです。全然痛くないどころか血も出ませんでした。穴がぽこっと空いている状態でした。そこからは塞がるまでガーゼなどでおさえていました。このガーゼなどで抑えている間はお風呂に入る時お湯に濡らすことがダメだと言われていたので濡れたタオルで拭く程度のケアだったのですが、季節的にも夏だったのでガーゼの中に汗をかいてしまいしっかりこまめにケアをしないと臭ってきてその臭さに少し焦りました。痒くて掻いたらあかもでてきてさらに焦りました。

夏の季節の骨折あるあるだと思いますが、なるべく汗をかかないように気をつけました。ある程度骨も治ってくるとリハビリが始まりました。骨はしっかり治っているのに指は少し曲がったままでしたので、不思議な感じでした。関節を強めにおさえて伸ばすようにするとピキピキっと音がして少し痛気持ちいいような感覚でした。今は完全にもちろん完治していますので指も真っ直ぐになりますし曲げ伸ばしもスムーズです。

私はまだ学生でしたので、骨折したことにより嫌いだったプールに入らなくて良くなったというのが骨折して良かったなと思ったことでした。今だから言えることですが、思っていた恐怖ほど痛みはなかったということです。麻酔をするので自分の指かどうか疑うほど感覚がなくてそれも面白かったです。ですが、骨折はできればもうしたくはない経験かなとおもいます。